電車やバス、飛行機などの移動中、またはテーマパークや人気レストラン、病院などの待ち時間、そんなぽっかり空いた時間に読めるおすすめの本をご紹介します。
Contents
旅好きにおすすめしたい本
パラダイス山元の飛行機の乗り方/パラダイス山元
純粋に飛行機に乗ることが好きな人(=パラダイス山元さん)が書いた旅のエッセイです。
あなたにとって、飛行機は移動手段ですよね?
パラダイス山元さんの場合は飛行機に乗ることがメインなので、目的地に着いたとしても空港から出ずに、また別の飛行機に乗り継ぐ……なんてことも頻繁にあります。
1日11回搭乗した日のことや、地方空港の話、海外のファーストクラスに搭乗したときのことなど飛行機にまつわるさまざまなことが書かれているので、「飛行機って奥深い!」「あの空港に立ち寄ってみたい」などと新たな発見があるはずです。
ぜひ移動中に読んでみてくださいね。
翼の王国/ANAのオリジナル書籍
書店で購入できる本ではないのですが、ANAの飛行機に搭乗する機会があればぜひ手に取ってほしいのが「翼の王国」です。

毎月1回発行されていて、ラウンジや機内でもらうことができます。

なんと無料です!!
ANAが発行しているから広告や宣伝かな?と想像すると思いますが、それだけではないんです。
世界各国の旅の情報や日本のスポット、グルメ、またエッセイの連載なども掲載されています。
過去には、
- 「クラフトビール」を巡り、北海道を知る(2023.12)
- デザインで歩くパリ(2024.3)
- バリ島で進化する、洗練の美学(2025.3)
などの記事があり、サクッと読めるのに、しっかりした取材に基づいて書かれているので読み応えがあります◎
活字だけでなく、美しい写真が載っているのも見どころの一つです。
実は、飛行機に乗らなくてもネット上でダウンロードできるので、いつでも読めます!笑

翼の王国にパラダイス山元さんの旅のエッセイが連載されているのでチェックしています♪
さくっと読めるおすすめ小説
派遣社員あすみの家計簿/青木祐子

社長を自称していた恋人に騙され、勤めていた会社を寿退社&タワマンに引っ越してしまった主人公「藤本あすみ」の節約サバイバル小説。
あすみは、クレジットカードの明細表を見て愕然とする。通帳から今月の家賃と光熱費とクレジットカードの支払いを差し引くと、なんと通帳の預金残高428円……。
焦った主人公が親友に相談すると、”クレジットカードを封印して、財布に入っている5千円でお米とキャベツともやしと卵を買って食いつなげ”と助言され、驚きながらもそれ以外の選択肢がなく、慣れない家計簿をつけながら少しずつ節約術を身につけ、人としても成長していく主人公の姿にきっと共感するはずです。

「人生どん底でも何とかなるのかも」とポジティブな気持ちになれました♪
お金の使い方やモノの価値、働く理由など、自分の生活を振り返るきっかけになる1冊です。
続編が出ていて、計4作品出版されています。
ビジネス書が好きな人におすすめしたい本
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?/盛岡毅
低迷していたUSJをV字回復させた施策やアイディア、裏話が書かれた本です。
ハリウッドドリームザライドの「バックドロップ(後ろ向きコースター)」やゾンビが歩き回る「ホラーナイト」も著者である森岡さんが導入されたのですよ!
また、今となっては大人気アトラクションとなった「ハリーポッター」の日本誘致についても詳しく描かれています。当時800億円超の年間売上規模の会社だったにもかかわらず、反対を押し切って450億円の投資を決めた理由とは?!
難しい話が出てくる堅苦しいビジネス書ではなく、物語調に物事が展開されていくので、ハラハラドキドキ飽きずに読み進められます。
独創的な発想をどのようにして閃いているのか、そのヒントが書かれているので、ビジネスに興味のある人だけでなく、新商品開発や市場調査などに携わっている人にもおすすめです。
仕事の参考になると思いますよ♪
たまにはスマホではなく、活字に触れよう

ポチポチすれば欲しい情報をすぐに受け取れる便利なスマホ。InstagramやXなどのSNSは、スクロールしているだけであっという間に時間が過ぎてしまうこともありますよね。
こころのデトックスのためにも、たまには紙の本を手に取って、ページをめくる心地よさ、想像する楽しさ、架空の世界に入り込むワクワク感を感じてみてくださいね。

5選と題していますが、おすすめ本があれば順次アップしていきます♪
スマホを眺めるのもいいですが、ページを捲りながらさまざまな想像が膨らむ読書は、こころが穏やかになるのでおすすめです